子育ては科学実験だ
助産院での出産記録

【助産院で二人目出産レポ①】愛知県豊田市はちどり助産院で産む決意をした

一人目の壮絶な出産体験から、出産に対して恐怖が拭えずに迎えた二人目の出産。

一人目の出産の記録はこちらから↓

一人目の私の辛い陣痛を目の当たりにしている主人は、「こんなに辛い出産なら、二人目はいらない」と思ったようです。

悲しいかな、痛みって忘れるものです。

というより、その痛みに勝る喜びが、痛みの記憶を忘れさせてくれるような気がしています。

二人目も恐怖はあるが、出産の経験は何より心強い

恐怖は拭えないでいたのは事実ですが、経験があることで気が楽になっていたのも事実です。

「人生で最も耐え難い痛みだけど、これは仕方ないよね」というような、二人目出産に対しては諦めに似たものがあり、ある意味では楽観的になっていました。

痛みからは逃れられない事実があるなら、対策するしかない。でも、対策してもダメなときはある。そのときは・・・・時間に身を委ねよう。

そんな気持ちで臨んだ二人目出産です。今回から複数回に渡り、二人目の出産の様子を書いていきます。

二人目の出産が一般的な出産と違ったのは、この2点です。

①コロナ禍(行動規制あり)

②助産院で産んだこと

この2点を同時に経験した妊婦は全国でも数少ないのでは!?と自負しております。

妊娠中はつわりがない快適生活

出産の話に移る前に、少し妊婦生活のお話をさせてください。

ざっくりこのような妊婦生活でした。

・最初から最後までつわりが全くない

・体重は妊娠前よりプラス7kg

・上の子のお世話で妊娠のことを忘れがち

・マイナートラブルも特になし

つまり、健康優良児であり笑、快適の妊婦生活です

つわりが辛くて妊娠が怖い・・・というような話がある中、本当に有難い私の体。

上の子のお世話に夢中でどんな生活をしていたかあまり覚えていないです。

妊娠後期に少しむくみがありましたが軽度で生活に何の支障もでませんでした。

せっかくブログに書くんだから、「こんなにつわりがひどくて~( ;∀;)」と綴りたいところですが、こんなお気楽な妊婦生活もある!ということをお伝えさせていただきます。

健康は分かったから、気を付けていたことを何とか絞り出してくれ!と言われたら・・・

食生活でしょうか。

つわりがなかった為にこれまでの日常+栄養に気を付ける程度の食生活をしていました。

サプリを摂ったり、タンパク質と野菜を意識的に増やしたり、妊娠後期にはラズベリーリーフのお茶を飲んだり、この程度です。

甘いものは控えよう、など微塵も思わなかったです。(一人目のときは体に悪いと思い、甘いものは我慢して食べませんでした)。

これまで通り食べたいときに我慢せずに適量食べるというスタイル。

食事に関しては一人目のときは異常に気を遣っていましたが、二人目ってこんなテキトーになるのかっていうくらいテキトーになりました。

今思い出そうとしても、思い出せないことが多いほど気楽な妊婦生活。

二人目出産場所は愛知県豊田市にある《はちどり助産院》

二人目の出産場所に選んだのは自分の実家からほど近い《はちどり助産院》さんです。

《愛知県豊田市》はちどり助産院のホームページ

一人目のとき、実家から遠い産院(病院)で産後に痛い目に遭いましたので、もし二人目ができたら出産直後に身の回りのお世話をしてくれる人の近くの産院にする!と、一人目の出産直後に心に決めていました。

二人目妊娠が分かったのは2020年12月23日。はちどり助産院さんが開院したのは2019年4月。

助産院が減っているこの時代、実家からほど近い距離に助産院があること自体が奇跡なのですが、開院したばかりの助産院があるなんて、もはや、私の為に神様が用意してくださったに違いない。

ここで産まずしてどこで産むんだ私!!

でも、出産で大切なのはやっぱり先生との信頼関係

助産院で産むと決めたものの、最大の心配は先生。

いくら家から近くても、綺麗な産院でも、先生に対して不安があると全く意味がありません。

つまり、先生との相性が重要なのです。私は先生との相性が悪ければ産院を変える覚悟でいました。(神様が用意したのに?笑)

でもその不安は無用であったことがすぐに分かりました。

はちどり助産院の先生は板東かおり先生。お産に関わるお仕事の経歴は25年以上で経験値は最強。

ありとあらゆるお産を見てきたはずです。

お会いする前は、どんなキラキラの『お産大好き~!!自然お産大好き~!!』な助産師さんかな~とドキドキ。

初めてお会いして、お話した感想は・・・

「普通の主婦~!!!」(板東先生、すみません)。

って、もちろんいい意味で、です。

色々な経験してる人って、もう何も動じなくなって逆に落ち着いている、そんな印象ありませんか。そんな空気が板東先生も出ちゃってる。

自然なお産に詳しいけど、いろんな知識や経験があるけど、それを表に出して強調するわけでもなく、それを軸に「世の中にはいろんな考えがあるよね~」と、芯を持ってお産のお仕事をしている感じがしました。

たくさんの妊婦さんと関わってきた板東先生を目の前に、私はこう思いました。

「私がどんな不安を抱え、何を考えているかなんて全てお見通しなんだな、板東先生の前では嘘をつけないな・・・」と。

板東先生、私は先生を全力で信頼していきます!出産までの半年間で信頼を築いていけたら嬉しいです!と、直接は伝えずに心で密かに思っていました。

それから、言葉通りに半年かけて信頼を築いていきました。

続きます。

読んでくださりありがとうございました。